今月のワンポイントアドバイス

2022年10月

今月のお知らせ

  • 8月決算法人は確定申告書の提出及び納税の期限となります。
  • 2月決算法人で前事業年度の確定法人税額が20万円以上である会社は、予定申告書の提出及び納税をしなければなりません。また、予定申告書の提出に代えて仮決算による中間申告書を提出することもできます。
  • 2月決算法人のうち、前期における確定消費税の額が48万円超400万円以下の会社は、中間申告及び納税(半期分)をしなければなりません。
  • 11月、2月、5月決算法人のうち、前期における確定消費税の額が400万円超4,800万円以下の会社は、中間申告及び納税(四半期分)をしなければなりません。
  • 消費税の課税事業者で、直前の課税期間の確定消費税額が4,800万円を超える事業者は中間申告及び納税を毎月行わなければなりません。
  • 9月中に支払われた給与等に係る源泉所得税を1011日(火)までに納付しましょう。

 

    今月のワンポイントアドバイス

    ★インボイス制度導入後の帳簿・請求書の保存

    インボイス制度導入後、買い手が仕入税額控除の適用を受けるためには、一定の事項を記載した帳簿及び適格請求書等の請求書の保存が必要となります。したがって、適格請求書や適格簡易請求書と認められる請求書、納品書、領収書、レシート、仕入明細書等を保存しなければなりません。

    保存期間は、課税期間の末日から2ヶ月を経過した日から7年間となります。保存が必要な帳簿は、①課税仕入の相手方の氏名名称②取引年月日③取引内容④対価の額、請求書の範囲は、①売り手が交付する適格請求書又は適格簡易請求書②買い手が作成する仕入明細書(適格請求書の記載事項が記載されていて相手方の確認を受けたもの)等になります。売り手も適格請求書の写しを保存しなければなりません。

    帳簿及び適格請求書等の保存が適用要件となりますので正しく保存しましょう。