今月のワンポイントアドバイス

2018年4月

今月のお知らせ

  • 2月決算法人は確定申告書の提出及び納税の期限となります。
  • 8月決算法人で前事業年度の確定法人税額が20万円以上である会社は、予定申告書の提出及び納税をしなければなりません。また、予定申告書の提出に代えて仮決算による中間申告書を提出することもできます。
  • 8月決算法人のうち、前期における確定消費税の額が48万円超400万円以下の会社は、中間申告及び納税(半期分)をしなければなりません。
  • 5月、8月、11月決算法人のうち、前期における確定消費税の額が400万円超4,800万円以下の会社は、中間申告及び納税(四半期分)をしなければなりません。
  • 消費税の課税事業者で、直前の課税期間の確定消費税額が4,800万円を超える事業者は中間申告及び納税を毎月行わなければなりません。
  • 3月中に支払われた給与等に係る源泉所得税を4月10日(火)までに納付しましょう。
  • 個人事業者で振替納税の手続きをされている方は、4月20日(金)に申告所得税が、4月25日(水)に消費税及び地方消費税が口座振替されます。口座の残高を確認しておきましょう。

 

今月のワンポイントアドバイス

年商と年収の違い

テレビやニュースで、年商○億円達成!!という言葉を耳にするとすごいなぁと思うことはありませんか?そもそも年商と年収はそれぞれ全く性質の違うお金を表す言葉なのです。

意味から説明します。年商とは、1年間に販売した商品やサービスの合計金額です。すなわち年間の売上高を意味します。1年間にどれだけ商品やサービスを売り上げたかだけでそこから経費がどのくらいかかったかは分からないので実際には利益がプラスなのかマイナスなのかは分からないことになります。年収とは、一般的に会社員に用いられるもので、給与と賞与の1年間の合計金額となり実際に自分の所に入ってくるお金のことを言います。

テレビなどで年商と言う言葉が使われるのは、大きな金額でインパクトをあたえて、視聴者の興味を引くという理由からよく使われているのではないでしょうか?

意味を知れば、年商○億円と年収○億円どちらがすごいか分かりますよね。

 

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